Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



ピンポーン

兄貴が来てくれた。

「ごめんね、忙しいのに」

「今日は夜勤だから大丈夫」

リビングでお茶を飲みながら

「吐いてるって?」

「大丈夫だよ」

脈を取り、額に触れ

「熱はないようだな。脈も正常。昨日なにか食ったか?」

「ううん。お腹は痛くないよ。風邪もひいてないし」

「お前…もしかして」

「えっ?」

「おめでたか?」

へっ?

「な、なに言ってんのよ。あるわけないわよ」

「しかし…」

あっ!



< 335 / 452 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop