Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



「はぁ~ 前にも言ったろ。お前がいいんだって!他の女じゃなく!だいたいな、お前は、お前の言うところの俺の昔、付き合ってた女が持ってないものを持ってるだろ」

「な、なんですか?あっ、恭介さんに逆らえない従順さですか?」

「お前!俺に逆らえない従順さて…マジに言ってんのかよ?」

なに、怒ってんの?

「恭介さ~ん」

「甘えるな。お前が従順だったことがあるか!」

「へっ?従順じゃないですか?私程、恭介さんに仕えてる人いませんよ」

「……」

「ち、違いますか?」

「俺、疲れた」

「だ、大丈夫ですか? ゆっくりお風呂に入って、寝て下さいね」

「あぁ、分かった」

「明日…」

「ちゃんと行くから心配すんな。お前も、ぐちゃぐちゃ訳の分からんこと考えて悩んでないで寝ろ」

「はい、もう寝ます」

「ん。じゃあな」

「はい、おやすみなさい」

切ろうとすると

「お前は可愛いから…自信をもて」

切れた。

可愛い?

あ、昼間 たまには言って欲しいって。

フフ…

恭介さんたら。

ありがとう。

なんか悩んでたのがどうでもいいや。

寝れそうな気がする。



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