唯一の愛しいDoll

生まれる

私は気付いたら此処にいた

そして私の隣には金色の髪をした女の子が座っていた
一目でこの子は私に近い存在だと思った


そして視線を感じたのでそちらに目を向けたら

首筋までの黒く綺麗な髪
月を思わせる金色をした鋭く冷たそうな目
黒を基準とした服を着た男性が此方を見ていた


一瞬でこの人が主であると悟る

「2人とも付いて来い」

男性から発せられた声は低くてとても心地よくなる声でした
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