好きとごめんのその先に


「どうして…笑えるの…?

…俺が他の女の子とキスして…ゆりちゃん、平気なの…?
何も思わないのか…!?」





……何を言っているの…?




何も思わないなんて、そんなことあるはずないでしょ…






「ねぇ、ゆりちゃん…!」


「…っ」





何も言わないわたしの肩を掴んで揺すってくる奏多。



その歪んだ表情が、揺れる視界に何度も入る。
< 263 / 428 >

この作品をシェア

pagetop