びたーちょこれーと。
「何ニヤついてんの?」
さっきまて正樹と話してた卯月がうちに話しかけた。
本気でビックリして思わず携帯を落とした。
「なにしてんだよ…」
卯月が拾ってくれた。
「あ、ああああありがと…」
やべーやべー、今絶対顔赤い!
恥ずかしい…。
しかし、もう辺りは暗くて卯月には見えてなかったりする。
「あ、そういや正樹は?」
平然を保とうと、話題を変えた。
「あぁ、トイ…」
卯月の言葉を遮って、うちと卯月の間に花火が飛んで行った。