か弱い執事のご主人様


でもあなたを私の寮まで案内できない。


こう説明したら彼は困ったように笑った。


そして、


「九条さん、

なぜ僕に執事を頼んでるんですか??」


この質問も、
いつかは来ると分かってた。


私は決心し、
彼に全てを話した。


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