年下の君にベタ惚れ中【完】
「姉ちゃんー!!今日友達来るから部屋に居てよ」



弟の滝磨があたしにそう言った。



また来るのかぁ。
めんどくさいなぁ…。



あたしは重たい体を起こし、リビングを出てしぶしぶ自分の部屋へ行った。



雑誌でも読もうかなぁー。




そう思いながらそのへんに散らばってる雑誌へと手を伸ばした。




あたしが雑誌を見てると



「お邪魔しまーす!!」



下から元気な声が聞こえた。



来たな。滝磨(←弟)の友達!!



まぁ興味ないけど(笑)




あたしはそんなことを思いながらまた雑誌に目を落とした。


すると、




ガチャッ



あたしの部屋のドアが開いた。



えっ!?



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