年下の君にベタ惚れ中【完】

ワクワクドキドキ




あたしたちは二人でジェットコースターの列に並んでいた。




土日なのでそこそこに混んでいる。




「楽しみだねー♪」



あたしがそういうと




「はい♪俺ジェットコースター大好きなんですよね♪」



結城君も笑顔で答えた。




マジかー♪
ちょー気が合うじゃんｯ///



「あのー…」




遠慮がちに結城君が言った。



「なぁに??」



あたしがそういうと




「空さんって彼氏とかいるんですか??」





あたしから目をそらしながらそう言う結城君。



なっ!?
いきなり!?///


「居ないよー…♪前の彼氏に浮気されちゃったから…♪」




昔は辛かった思い出。
あたしがそう言うと結城君はヤバっとした顔をしてから





「変な事聞いてすみません!!」




そう言った。


謝らなくていいのに…



「いいよ♪」



「だからか…」



だからか
って何??



「何??」



「いやっ。なんでも無いっす」