年下の君にベタ惚れ中【完】
「あ…えたよ…」



あたしは泣いているのが分からないように言った。



まぁ、バレてるとは思うけど咲由紀には心配をかけたくない。



『そ…ら??』



咲由紀の心配している声が聞こえる。



なんて説明すればいいのかなぁ?



その時、あたしが困っているのが見えたのか滝磨があたしの携帯を奪った。



「ちょっ滝磨!?」



あたしは滝磨の方へ目を向けた。



あんた、何を言う気!?




「咲由紀さん、今日姉ちゃん学校休ませて貰えませんか??」



ちょっ!?
滝磨何バカな事言ってんの!?



< 73 / 372 >

この作品をシェア

pagetop