3days with you.



――――――――――――…

放課後。


ついに…来てしまった。


次お店から出てくるときはもしかしたら、もう一緒じゃないかもしれない。



「なーにやってんだよ。
早く入ろーぜ?」


そうだよね。

高梨にとっては嬉しいこと。


だけど、なぜか自動ドアまでの足取りがすごく重い。


「どうかしたかー?」


入りたくて入りたくてしょうがない高梨はあたしを急かす。



< 192 / 211 >

この作品をシェア

pagetop