3days with you.



そして、今日も高梨家へ。


さすがに昨日ほどの抵抗は
無くなったけど…。


「俺の部屋だ!」


部屋はまずいだろー。

わたしだって、高校生。
男子と一つ屋根のした。
知識はあります。

なんの戸惑いもなくあたしを部屋に入れる高梨は、なんと言うか…なんと言うんだろう。


「そこ座っていいよ」


従うままに座った場所はなぜかベッドの上だ。


本人はと言うと、シンプルな
マットの上に背を壁に向けて
寄りかかりながら座っている。


「今日も疲れたなー」

「お前が言うな」



< 55 / 211 >

この作品をシェア

pagetop