会いたい君へ
翌日、リエが会おうと言った。

リエにコウキから連絡があったという。

あたしに直接言えばいいのに。

あたしに直接言えないことでもあるのかな。

不安な気持ちでリエの家に行った。


玄関に入ると見慣れた黒い靴。

まさか…

部屋のソファにはコウキが座っていた。

なんで…?

「よぅ」

不機嫌なコウキの顔。

リエは二人で話をすればいいと出掛けた。

できればリエにもいてほしかった。

二人きりは気まずい…
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