小さく儚い命

その日の夜、いつもは廊下にあるサークルをリビングに持ってきた。

リビングの方が暖かいし皆いるから、という理由だ。

すると今まで一ミリも動かなかったイヴが必死にソファによじ登ろうとしていた。

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