1/3の微妙なカンケイ
「誤解なら、誤解でいいし。

言えない事もきく気はないよ。

オレには関係ないことだ」

「…その、反応が嫌なんだよ~。

せめて

『仲良しの幼馴染の二人が知らない間にくっついてしまったなんて。…何かショック』

くらい思ってくれなかったの!?」

奏ちゃんは、ちょっとうろたえた。

「ああ、そうか。…どう思ったっけ。よく、分からない」
< 126 / 194 >

この作品をシェア

pagetop