秘密の言葉



「ぷはっ!」


苦しそうに俺の制服の裾をギュッとかんなが握ったのを見計らってキスをやめれば、


水から出てきた時のような声をだす可愛いやつ。


「わかった?」


「うっ」


顔を真っ赤にさせて、文句をいいたげな顔で睨んでくるけど可愛いだけだ。


「そ、そう言うつ、つつ翼!はさ!」


「ぶっ!」



お仕置きをされたことで一応反省したらしいかんなだけど、モドリスギだろ。




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