【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊤
大好き

酔いの廻った果てに



柾樹Side




「んじゃ、みんな負けた人達の奢りだから、遠慮なく食おうぜー!!ごちー!!!!」


そう言った響はビールを右手に持ち、上に翳(かざ)す。



「「「かんぱーいっ!!!!」」」


みんなそれぞれ飯を食べ始めた。


結局負けたビリヤードのおかげで俺達は飯を奢る羽目になった。


はぁ…ついてねぇ


「…柾君…ごめんなさい。私が足…引っ張っちゃって…」


俺の隣に座る響と席を代わってもらったのか妃芽が俺の隣に来た。


「別に妃芽のせいじゃねーよ。気にすんな」


その言葉を聞いた妃芽が少しホッとした顔をした。


……しかし金足りるか?
響達は“遠慮”という2文字を知らないらしい。


次から次へとありえない勢いで注文する同級生に俺はげんなりとした。


少しは遠慮をしろ。
遠慮を。


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