出会い系DE愛
私たちは顔を一瞬顔を見合わせたが、何も言葉を発せずにいた。



車は滑らかに走り出した。



彼は左足を骨折していたようで、まだ分厚いギブスを脚に巻きつけていた。



元々細面だが、ますます頬がこけたような感じだった。



それがまた、彼を素敵に見せていた。
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