出会い系DE愛
どうでもいいようなことが、私の口からぺらぺらと踊りだす。



トオルさんとのことを勘ぐられたくないからだと、自分自身で分析する。



けれど、話せば話すほど、自爆してしまいそうで、私は口をつぐんだ。



そして、何気ない様子を見せ、パスタを完成させた。



本当は、一刻も早く携帯メールを見たかった。
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