地味な彼はトップモデル

演技練習 咲side

神崎君の正体知ってしまったからどう接していいのか分からないよ・・・。


いつも早い私と神崎君。
神崎君の事だからきっともう教室にいるだろうな。



私はそんな緊張した気持ちを抱いたまま教室に入ると神崎君がすでに席に着いていつものように本を読んでいた。



私の存在に気づいたのか
「おはよう。」


と一言だけ挨拶を交わすとまた本を読み始めた。


何だ!
何も緊張することなかったじゃん!!



でもいくらいつもの神崎君でもなんか気まずい。



早くみんな学校来ないかな・・・。
と思っている隣から本を閉じる音がした。




気のせいだろうか、隣からの視線は。



私はその視線に耐えきれず神崎君と昨日の事を話すことにした。







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