現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
「もう…、嫌だ…」


純輝が、泣き言を漏らす。


その横で、流依は必死にパイプオルガンの方へ、身体を引き摺っていた。


「く…、ろ…、す…?」


「止め…、るんだ…」


ひたすら、流依はパイプオルガンの方を目指す。
< 191 / 201 >

この作品をシェア

pagetop