現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
崩壊後の悪夢
優梨の家は、北創学院高等学校からは近かった。


歩いて五分弱。


しかし、今の理緒達には、凄く遠い距離を歩いた気がした。


――ピンポーン。


優梨の家の前まで来ると、すぐに流依がチャイムを鳴らす。


しかし、反応がない。


「優梨ちゃん、いないのかなぁ?」


理緒は呟くと、家の中の様子を探るために、玄関のドアに耳をそばだてた。


すぐに、流依と純輝も同様にする。


「何も聞こえないみたいだな…」


30秒くらいしても、中から何も聞こえなかったところで、純輝は諦めて玄関のドアから耳を離した。


それを見て、理緒と流依も、玄関のドアから耳を離す。
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