現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
京極悟志との出逢い
「二年一組、行ってみる?」


流依と純輝の方を見て、理緒が提案した。


――ガラッ。


先程から、何度も開いている文芸部の部室のドアが開いた。


何人かの部員が、そちらを振り返る。


理緒達も、そちらへ目をやった。


「幹彦君!」


理緒が手を振ると、幹彦は窓際へ歩み寄ってきた。


そして、幹彦の隣にいる男子生徒も、一緒に理緒達の方へ来た。


「アイツ、誰だ?」


「木下の友達か何か?」


「ちょっと、カッコイイかもぉ♪」


文芸部の部室中から、その男子生徒へ視線が集中し、様々な声が聞こえてきた。
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