現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
占い師の部屋の隣室
「開けるぞ?」


占い師の部屋の前で、幹彦が振り返る。


悟志と流依は、無言で頷いた。


――バタンッ。


ドアの開く音。


部屋の中は、洋館の中と同様で薄暗い。


そして、人のいる気配はない。


流依と幹彦の目には、昨日と同じ光景が飛び込んできた。


「占い師、今日もいないね」


「ああ」


「京極」


「幽霊はいるのか?」


流依と幹彦は、悟志の方へ目をやる。
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