彼氏は可愛い年下系
一樹君は頭を抱え、悩んだ顔をする。




「あたし、一番は東目指してるよ?」



「……よ、良かった。ま、進路別れちゃうけどな」



「んー……だね」




進路が別れる




それは、もしかしたら彼カノにとって一番の難関かもしれない。




なんて考える余裕はなかった。




「今年の夏の総大、頑張ろう!んで、引退したら一緒に高校見学行こ?」



「うん、そだね。約束だよ」



「おー!」




小指を絡め、ゆびきりをする。




あたしは、まだまだ幸せを感じていたけど、不安もあった。




だって、中学生だし。




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