彼氏は可愛い年下系
「東か…。ちょっと遠いんだな」



「あー南と離れてるね」




そう冷静に笑って言った。




けど、本当は嫌だな。




離れてる、進路が違うから。




それは、別れと同じじゃないかな…?




高校行って、違う子好きになって。




あたしも、そうなっちゃうのかな。




「……受験、みんなで頑張ろう!ね?」




藍が、空気を変えるために明るくそう言ってくれた。




気持ちが、軽くなった。




そうだ、受験に集中しないと。




パンッ、と頬を叩き、ヘラっと笑った。




< 306 / 412 >

この作品をシェア

pagetop