彼氏は可愛い年下系
八章

ごめん

「あたしね、高一まで一樹君引きずってた。今は、…少しだけ」




頑張って笑みを見せようとする。




あたしは、ハッとした。




「なんで、…悠希君泣くの?」



「ごめん………」




目の前にいる悠希君は、ポロポロと泣いていた。




あたしの過去だよ?




なんで、泣く必要あるの?




一体、どうしたの……。




「俺、祐希奈にめっちゃ嫌な事言ったでしょ……。その、一樹って人の事知らなくて…」



「………」



「ごめん…!祐希奈のが辛いのに…」




どうして、泣けるの?




あたしはもう、大丈夫なのに。




< 345 / 412 >

この作品をシェア

pagetop