社長と小悪魔ハニーの年の差婚
「トーマがもし、その修羅場に遭遇したら、どうしてた?」



「俺か?俺なら始めからそんな浮気なんてしない…」



「それでも浮気して、私と澪生、浮気相手3人で話し合いするってコトになったらどうしてた?」



「・・・俺ならキチンと責任は自分で取る…人任せにはしない。澪生も馬鹿だ」



「・・・やっぱり、トーマと結婚すれば良かった…」


「えっ!?」


次の瞬間、俺に麻古は近づいて、両手を俺の肩に乗せ、つま先立ちで唇を重ねてきた。



若いカップルに感化されたわけじゃない。


懐かしく思う麻古の唇の感触。


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