社長と小悪魔ハニーの年の差婚
「美古ちゃんと喧嘩したんですか?」


「・・・」


栗原が俺の隣に腰を下ろした。


「相談に乗りますよ…」


「相談ね…」


俺はワイングラスを軽く揺らして、中のワインを飲み干した。



「美古はどーも…子作りには消極的で…まだ、若いし遊びたいと言っている」



「でも、美古ちゃん…子供が嫌いではなさそうですよ。俺たちの姫を可愛がってくれるし」



「そうなんだよ~。澪生のトコの子供も過剰なくらい世話するし…何か…他に…不妊検査はめちゃめちゃ嫌がって…喧嘩になった・・・」


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