紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜



そして…………。


ま、シンプルな下着だけでいいよね…。
変に誘うみたいになったら、いくら今は妹扱いでも、男だから…。


買い物を終え、車に戻った私に、

「さ…行くか…。」

と、昌磨は車のエンジンをかけた。

「お願いします。」

と、ペこりと頭を下げた私を見て、

昌磨は、

「しちりん。」

と、はにかみながら言って車をスタートさせた。

「意味…分かったんだね。」

と、私が微笑むと、

「そんなの…、言われたタイミングで大体…分かるさ。」

と、運転しながら得意げに言う昌磨の横顔は…。


あれ!?笑った!?

と私に思わせたのでした。



第2章 捜索 End
< 138 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop