あたしだけのタクシー
可愛いとか、ちょっと期待しちゃうじゃん。
馬鹿、祥平。

「あっあれだねー?」

祥平は前でちょっと先のあたしの学校を指差した。
そしてにこっとまた笑みを見せた。
なんで、祥平はあたしに向かってそんな容赦ない笑顔見せるの?
あたし我慢できなくなっちゃうじゃんっ!!
馬鹿ぁ・・・・・。

「あれだよ?」

あたしはちょっとさびしげに言った。
あたしたち、もう会えなくなっちゃうのかな・・・?
あたし、なら別れたくないよう。

「別れ「メアド、教えて?」

へ?メアド?メール?祥平と?メール?祥平・・・と・・
メール!その手があったか!
何であたし考えなかったの、それを!
きっとテンパッてたんだろうけど、それは・・。
女子なら思いつくだろ、今風でケータイを使ったやり取りなんて。
本当は年サバよんでんじゃないの?自分でそう思った瞬間。
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