お姫さまと…王子さま!?
やっと妃芽の元にたどり着いた俺は、男が掴んでいる方の逆の妃芽の手を掴む。
「…あ?誰だてめぇ」
「…妃芽、大丈夫か?」
俺は、睨んでくる 男を無視して妃芽に話しかける。
「皇、ちゃんっ…」
あーあ……
妃芽、泣く寸前じゃねぇか…
この男……殴りてぇ。
「おい…妃芽の手、離せ」
「……あ?」
「…聞こえねぇのか?…その汚い手を離せっつってんだよ」
マジイラつく。
妃芽の手をてめぇみたいな汚い手で触ってんじゃねぇよ。