お姫さまと…王子さま!?




妃芽を家に一人きりに出来ない理由はただ一つ。



あの事を思い出したりしないため。



医者は、理由が理由なだけに大きい音だけで思い出してしまう可能性があると言っていた。



誰か一人でもいたら、何とか出来るだろうという考えだ。



「俺ん家来るか?皇、壱」




「うん、行く」




家に帰っても、する事ねぇし……



それに、妃芽ん家は結構楽しいからな。



「俺も行っていいの!?…妃芽は俺がいても平気?」




やっぱり、壱は妃芽に気を使ってたのか。



けどそんな事を聞かなくても妃芽は………




「あ、はい。もちろん…」




いいって言うだろ。




慶太くんの弟で、大雅くんも知ってる人で………




妃芽自身もきっと、今までので壱が良い奴って事がだいぶ分かっただろう……













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