キスはおとなの呼吸のように【完】
「あの兼田という男な……」

わたしがかばんのなかからケータイ電話をだすまもなく、大上先輩が口をひらく。
こちらも年末のハイスピードさ。
先ほど兼田社長から受けとったばかりの名刺を裏返してテーブルのうえにのせた。

わたしは大上先輩がとりだした名刺を見てびっくりした。
< 163 / 380 >

この作品をシェア

pagetop