キスはおとなの呼吸のように【完】
わたしは黙りこんでしまった。
なにもいえずにいると、大上先輩が近づいてきて口をひらく。
「袴田の知りあいか」
きちんとした会話をするなら、ごまかしも、いいわけもする必要はない。
わたしは言葉をかぶせるようにいった。
「カズト。こちら会社の上司の大上先輩」
冷静なつもりだったが、ひどく早口になってしまう。
なにもいえずにいると、大上先輩が近づいてきて口をひらく。
「袴田の知りあいか」
きちんとした会話をするなら、ごまかしも、いいわけもする必要はない。
わたしは言葉をかぶせるようにいった。
「カズト。こちら会社の上司の大上先輩」
冷静なつもりだったが、ひどく早口になってしまう。