キスはおとなの呼吸のように【完】
「ほんのちょっとニュアンスが違うけど。まあ、そんな感じです」

あいかわらず、つまらない返答しかできない。

「あれ? おれの気のせいでした」

おちゃらけながらカズトがいう。

「まだ、言葉がたりないみたいですね、おれたち」

「うん。そうかも。でも」

わたしはいった。
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