ニューロティック・宴(エン)
『サキさんみたいな
ジャーナリストもどき
になりたいって?』


わたしは
「もどき」
という言葉が
引っかかり、
うなずくことが
出来ませんでした。


『全くあの女、
いつの間に
こういうことを
吹き込んで…』


『君もちゃんと
してないから、
詩織がこういうことを
言い出すんだよ。

あんな妹に
好き勝手されても
困るんだよ。

母親としての自覚が
余りにも
足りないんじゃないのか?』


『…すいません。
すいません。』


お母さんは謝るばかり。



わたしは意を決した。
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