ニューロティック・宴(エン)
沙織は、


『我が高校で
初の犠牲者』


だったらしい。


周囲の女子が
すすり泣いてた。


生徒先生問わず、
わたしの様子を
伺っている沢山の
視線を感じた


でもわたしは
それよりも
貴重な勉強時間を
潰してまでやること
じゃないだろう、
とイライラしてた。


2時限目以降、
やっといつもの
高校生活に戻った。
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