ニューロティック・宴(エン)
話は続きます。



『それと。
匂いがすごいらしい
んですよ。』


『どんな匂いだい?
かがせておくれ。』


『あ、サンプルは
ないです…

とにかく
生ゴミを腐らせて、
さらに電子レンジで
ホカホカに温めた
ような匂いだって。』


『そんなことしたら
電気のムダ使いじゃ
ないか!』


『いやこれは
「たとえ」なんで。』



…話が進まない。
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