愛毒病

ハンドルを握りしめて
渋滞の中
動悸が止まらない



殴られるかもしれない
また罵声を浴びせられて
息が
できなくなるかもしれない



でも
それでも
私は
行かなきゃ



いつもの場所に
車を止めて
深呼吸を繰り返す


何を言われても
もう
彼の前では
泣かないと決めて
ドアを開けた
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