恋人は王子様!?
「菫」
「えっ?」
「お前は…幸せか?」
幸せだよ。
だけど…
「う~ん 50㌫くらいかな」
「…50㌫か?」
「うん」
「…100にはならないのか?…俺といても」
何だか淋しそう。
もう、意地悪は止めようかな。
「後の50㌫はね、大学に受かったら75㌫…それから裕ちゃんのお嫁さんになれたら100㌫」
「……」
「ね!」
「フッ そうだな」
再び抱き寄せて
「じゃあ俺も50か」
「そうだね」
「お前を大学に受からせて75、嫁さんにして100か」
「うん」
「じゃあ100になるまで最低四年半は掛かるわけか」
「最短でね」
「はぁ~ あっ」
「うん?」
裕ちゃんの顔を見上げると、ニヤッて
「学生結婚ってのもありだな」
「が、学生結婚?」
「あぁ」
「…裕ちゃん」
「ん?」
「な、何か…急いでる?」
「へっ?」
何か急いで結婚しなきゃいけないわけとか…
私の顔をじぃっと見て
「お前…また変な事を考えてるだろ」
「変な事って…何も考えてないよ」
「……」
「ほんとだって」
私が何を考えたと云うのよ。