「仲間入り」「敵」

「良く眠れたみたいだね」

「はい」

「それじゃあ皆が席着いたところで、頂くとするかぁ!」


「「いただきまぁす!」」

お爺さん…
総大将が一声かけみんな大きな声で日常の言葉を口にした

………
……


食事を終えて給仕の人がそれぞれの食器を片付けていった


「ナオ、うちに帰るぞ」

「え?うん…」

「どうした?」

「あたしの家には帰れないの?」

「残念ながら無理だ…」

そっか…
そうだよね…

 「落ち込むことないよぉ」
「今はあんたの親に会えないけど、あたしらがいるから寂しくないよ」

キョウコさんが優しく声を書けてくれた

「はい」

「お姉ちゃん行こ?」

「うん」


あたしは一人一人お礼を言っていく
最後に総大将

「今日はありがとうございました」

 「うむ、ナオ、お前が人間に戻りたいのは皆知っておる」
「いつか人間に戻れるようおぬしを支えてくれるはずじゃ、それに今はわしらの仲間じゃ!」「のぉ!皆ぁ!!」


「「おぅ!」」


「それじゃ、爺さん、俺達は行くぜ」

「うむ、また来なさい、ナオ、いつでも歓迎じゃ」

「はい!」



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