オサナナジミ

はるひと翔と高橋くんわ
次の日も
そのまた次の日も
3人で一緒に
昼休みを過ごしていた。


さや、りな、賢人、雅也わ気にしてない感じだったからあたしもそんなにはるひに深く理由を聞かなかった。



「里佳子、お昼だよ?」
「えっ、あ、うん」
「どうしたの?里佳子らしくないじゃん」
「まさか、俺にほれ…」
「雅也、まぢきもい」


どうしても
二人をみてしまう。
気にしてしまう。


「ごめん、ちょっと保健室行ってくる」
「どっか悪いの?大丈夫?」

りなの優しさを振り払うように

「大丈夫」

って言った。
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