ツイテル恋、ツイテナイ恋☆
「やっと就職が決まって。佐藤さん、元気かな?と思って。今どんな仕事してるの?」
「俺は公務員になったんだ。市役所の総務部で働いてるよ。意外でしょ?」
「へぇーてっきり一般企業に勤めているのかと思った」

 なぜ道を変えてしまったのだろうか、と琴美は思った。
英会話教室へ通っている頃は外資系を目指しているといっていたからだ。
< 195 / 200 >

この作品をシェア

pagetop