ツイテル恋、ツイテナイ恋☆
「駅前にもファミレスがあるんだ。よし、行こう」佐藤は張り切っているように琴美には感じた。
「このファミレス来たことあるの?」
「うん。小学校の時の友達と会う時に良く来るよ」
「小学校の友達?すごいなぁ。俺にはそんな長い付き合いの友達いないよ」
「なんか卒業してからも手紙のやり取りをしているうちに何年も経っちゃって、今でも時々会うの」
「へぇー。幼なじみか」
「と言っても、たまに会って話すぐらいだよ。それより、何食べるか決めなくちゃ」佐藤が何気なく寂しそうな表情をしたように感じたので、琴美は幼なじみの話について終わらせようとした。そして、琴美はメニューを開いた。
< 98 / 200 >

この作品をシェア

pagetop