五人の王子に仕えしは
私がぼうっと考えていると、それを見た春川さんがクスッと笑った。
「興味あるの? 鈴奈ちゃん」
「んーまあ、一応。見たこと無いからちょっと気になる……かな」
「そっか、じゃあ着いておいで? 人は多い方が助かるし」
春川さんはドアの方まで歩き、私を待つようにそこで止まる。
どうしようかな、とも思ったが、折角誘ってくれているので私もお弁当を持ち立ち上がった。
「うん、行ってみようかな」