五人の王子に仕えしは



 い、良いじゃんちょっとくらい屈んでくれても……っ。


 そう思っていると、急にぐいっと身体が傾いた。


「ひゃ! ちょ、えっ?」

「離れてるから届かねえんだろ? んな面倒臭ぇ事しないで近寄りゃ良いだろうが」


 柏崎君は、その腕で私を引き寄せたのだった。
 いきなりだったからか、凄い心臓が……う、うるさい。


「……良いの?」

「不本意だけどな」

「…………」



 なんか一気に脱力した……。




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