狼に狙われた少女【完】

まだわからない欲 SIDE聖








「ちっ……。」





「あれ?聖なんか不機嫌?」



偶々今日はいつも一緒に登校する修が遅れて来た





だから、先に俺は修を置いて学校に行った





「携帯とにらめっこして楽しいか?」




「全く。」





むかつく……





「あっ!結衣ちゃんと芽依ちゃんだ。」





修の言葉で見る、俺が不機嫌になった原因の―――結衣







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