コルニクス

「あいだをとるとサートゥルヌスになっちゃうから…
あ、でもサートゥルヌスは良心的な組織で、売られた戦争はひとつ残らず買うものの、
助けを求めれば充分な援助をしてくれるし…
って俺が説明してる場合か!あぁ、どうしよう」

いつも勇敢なクルシオさんは、今、優柔不断なヘタレに見える。

「いいのよ、クルシオがしたいようにすれば」

見かねたステルラがフォークを皿の上で躍らせ、上品にパスタを巻く。

「じゃあコバルトに会いたいからインフィニートゥムに行こう!」

「じゃあ交渉の飛行艇出そう。
誰か白い布用意して。戦意が無いと示さなきゃな。
俺は日時から場所を推定する」

デンスがてきぱきと指示を出す。

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