デッドライン
ここはとある国の監獄部屋

いや、監獄水槽と言った方が合ってる。


監獄水槽とは魔界で重罰を犯した者が厳重に封印をし、生き地獄を味合わせる場所。

入った者は一生出れない・・・と言われてる。


過去に収納されたのはたった一人

それが今でも封印されていてる。


死んでもないが生きてもない・・・誰からも下手物扱い

そんな囚人を見張ってるというか研究しているのが、教授・ポリデ


ポリデは日々、囚人の情報をあらゆる手を尽くして調べていた。



「・・・また、記録なしか。」



だが、ポリデのやっている事は無駄に近いほどで・・・その囚人はどんな罪で入ったかわからない。


罪人記録帳で囚人の事を調べても何一つ記載されてない。




名前も――


能力も――


出身も――


罪も――




知ってるのはこの中にいる囚人しかわからない。

まぁ、性別は見たとおりで男

水槽の中で鎖で繋がれてる安らかに眠る男は、あまりにも綺麗で整っていて、¨本当に罪を犯したのだろうか¨と疑いたくなる程。
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