恋するココロは甘く切ない。
プロローグ


あなたに……


『――藍澤』

名前を呼ばれるだけで、


『危なっかしいな、藍澤は』

声を聞くだけで、


『お前おもしろすぎ』

いたずらそうに笑った顔を見ただけで、


……私の心臓は加速する。


こんな、甘くて切ない恋を教えてくれたのは…、


……今でもあなただけなんだよ…?



ねぇ…、



ハル…。




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